診療案内
痛みの少ない治療
患者様の負担を少なくする取り組み
当院では患者様が歯科治療に抵抗を感じないよう「痛みの少ない治療」に取り組んでいます。
虫歯治療など痛みを伴うことがある治療の際は麻酔を使用いたします。また、麻酔を打つときの注射針がチクッとする痛みも無くすために最初に表面麻酔で歯茎の感覚を鈍くさせます。
表面麻酔
麻酔薬が入ったジェル(表面麻酔)をしっかり乾燥させた粘膜表面に塗ることで、麻酔注射時の痛みが大幅に緩和されます。麻酔注射の前に当院では必ずこの表面麻酔を行っています。
極細の注射針
麻酔時の痛みの原因のひとつは、針の太さです。太いほど痛みが強いため、当院では外径約0.2ミリの極細の麻酔針を採用しています。
電動麻酔器
注射を刺して麻酔液を勢いよく注入することでも痛みが生じます。それを防ぐために導入しているのが、電動麻酔器です。一定の圧力を保って麻酔液を注入でき、痛みが低減できます。
歯周病治療
歯周病にならないために、日々のブラッシングが大切
日々のブラッシングが歯周病治療において最も重要です。患者様の中には磨けているつもりがうまく汚れを落とせていない方もいらっしゃいます。当院では、患者様の歯磨きの仕方を伺ったうえで磨きにくいところ、汚れがたまりやすいところなどをお伝えしながら歯ブラシの当て方など、丁寧に説明させていただきます。
歯科医院でのプロフェッショナルケア
スケーリング
スケーリングとは歯に付着したプラークや歯石を除去する治療です。歯石とは、歯面に付着したプラークに唾液中のリンやカルシウムが混ざって石灰化したもので、表面は粗造でプラークが更に付着しやすいような構造をしており、歯に強固に付着しています。スケーリングでは主に、超音波スケーラーやキュレットスケーラーを使用し歯石を取り除いて歯の表面をつるつるの状態にし、プラークが付着しにくい状態にします。
スケーリングルートプレーニング
長期間歯科医院で歯石を取っておらず、歯石が多く付着している状態になると、歯と歯ぐきの境目の溝が4-6mmと深い状態になってしまいます。
この状態になると歯石が歯肉の中にまで付着してしまっているため、麻酔(表面麻酔、局所麻酔)などを用いて、歯石を除去して歯の根元をキレイにするスケーリングルートプレーニングという処置が必要になります。この処置によって、ポケットが深い状態を改善することができます。
深いポケットを放置することは、その部分の歯周病を進行させることになります。そのため、しっかり歯石を除去することが大切です。
外科処置をしなくてもこの部分の治療がきちんとできていれば、歯の延命につなげることができます。
この状態になると歯石が歯肉の中にまで付着してしまっているため、麻酔(表面麻酔、局所麻酔)などを用いて、歯石を除去して歯の根元をキレイにするスケーリングルートプレーニングという処置が必要になります。この処置によって、ポケットが深い状態を改善することができます。
深いポケットを放置することは、その部分の歯周病を進行させることになります。そのため、しっかり歯石を除去することが大切です。
外科処置をしなくてもこの部分の治療がきちんとできていれば、歯の延命につなげることができます。
歯周病になった場合の治療
歯周外科
骨の破壊が大きく、歯周ポケットが深いような箇所はスケーリングやスケーリングルートプレーニングだけでは歯石を取り除く事が不可能です。このような場合は、歯周外科手術を行い、歯肉を切開して細かい部分まで歯石を取り除きます。
定期検診
歯周病や虫歯は予防できる病気です。だからこそしっかりと治療を行い、治療後に再発しないように「予防・メインテナンス」をしていくことがとても重要です。
インプラント
「見た目の美しさ」と「機能性」を兼ね備えているインプラント
インプラントは、歯を失った箇所にチタン製の人工歯根を埋め込むことで歯を作成する治療です。
インプラントは天然歯と同じように「根」を持っているため、歯を失う前と変わらずに生活できます。また、人工歯の色や形などを天然の歯と合わせることができますので、仕上がりもとても自然です。
治療後のメインテナンスも大切
インプラントを長く快適にお使いいただくために、メインテナンスをしっかり行うことが大切です。
インプラントは強度も高く、虫歯にもならない、人工物です。ただし、インプラント周囲炎という、歯周病に似た症状が生じる可能性があります。
また、かみ合わせを非常に精密に調整してあるため、他の歯を治療してかみ合わせが変化した場合は、必要に応じて再調整を行う必要があります。
当院では、インプラント治療後もお口の中のチェックを徹底的に行います。日頃のセルフケアと合わせて、メインテナンスもしっかりと受けましょう。
インプラントのメリット・デメリット
当院ではインプラントのメリット・デメリットをきちんと説明し、患者様を第一に考えて患者様ご自身に治療を選択していただきます。
メリット
- ・天然歯と同じ感覚で噛むことができる
- ・周囲の歯に負担をかけたり削ったりする必要がない
- ・発音や発声に影響がない
- ・見た目が天然歯と変わらず審美性に優れている
デメリット
- ・外科手術を伴う
- ・患者様のお口の状態や全身疾患があるなど、適応できない場合がある
- ・治療期間は比較的長期になる
- ・自費診療であり費用もかかる